第1回 報告
1 日時・会場
  6月30日(木)・富山県総合教育センター
2 受講者
  小、中、高、特別支援学校の教員 53名
3 日程
  13:30から16:30まで
  講義「学校における保護者への適切な対応」
  講師 樟蔭学園英語教育センター センター長 山岡 賢三氏
4 研修内容
 保護者と面談する際心がけたらよいこととして、次のようなことがある。「大変でしたね」とねぎらう言葉や、子供のよいところを伝える。保護者の立場に立って言い分を聴くようにする。保護者は、解決できそうだという見通しと、できるだけの具体案を求めていることをふまえて対応する。言葉だけでなく、口調、表情、物腰によっても印象が変わるので、それらにも気を付ける。
 保護者対応におけるポイントは、①適切な初期対応②正確な事実確認③組織的な対応④関係機関との有機的な連携である。

第2回 報告
1 日時・会場
  8月8日(月)・富山県総合教育センター
2 受講者
  小、中、高、特別支援学校の教員 63名
3 日程
  13:30から16:30まで
  講義「いじめの理解と対応」
  講師 金沢大学 准教授 原田 克巳氏
4 研修内容
 いじめについて様々なデータが発表されるが、その読み取りには注意が必要である。「いじめはある」という前提で考えていかなくてはならない。教師もいじめ構造の中にあることを自覚し、子供への関わり方を自己点検したり、子供たちに送っているメッセージがどのように受け取られているのかを考えたりしていかなくてはならない。ネット上のいじめにも十分に注意を払う必要がある。いじめを早期に発見し、チーム学校で対応したり、いじめにつながらない学校づくりに取り組んだりしなくてはならない。

第3回
1 日時・会場
      8月23日(火)・富山県総合教育センター
2 受講者
  小、中、高、特別支援学校の教員 57名
3 日程
  13:30から16:30まで
  講義「不登校児童生徒への理解と対応」
  講師 富山国際大学 教授 村上 満氏
4 研修内容
 近年、学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが配置されるようになってきた。今の子供たちを取り巻くアン・ポン・タン問題(安全・安心を脅かす問題、本音・本心・本当のことが言いづらい問題、単純、簡単には解決しづらい問題)が多い。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは、そうしたアン・ポン・タン問題解決の助っ人役である。そのような人的資源の専門性を生かし、学校内外のさまざまな資源が協働してみんなで支援していく必要がある。

第4回
1 日時・会場
      9月13日(火)・富山県総合教育センター
2 受講者
  小、中、高、特別支援学校の教員 51名
3 日程
  13:30から16:30まで
  講義「通常の学級における特別な支援を必要とする児童生徒への理解と対応」
  講師 茨城大学 准教授 新井 英靖氏
4 研修内容
 新学習指導要領に示されているアクティブ・ラーニングの授業は、人や社会とつながる、特別な配慮を必要とする子供が参加して楽しいと感じられるものにしていくことが可能である。教科指導と生徒指導は連動しており、どの子供も参加できる授業作りを考えていく必要がある。子供たちが居場所と感じるのは、認められ、当てにされていると実感できるところである。教室がそういう場になるように努めなくてはならない。

第5回
1 日時・会場
      10月4日(火)・富山県総合教育センター
2 受講者
  小、中、高、特別支援学校の教員 40名
3 日程
  13:30から16:30まで
  講義「問題行動等をおこす児童生徒への理解と対応」
  講師 真生会富山病院 心療内科部長 明橋 大二氏
4 研修内容
 子供の心の成長の土台は、自己肯定感であり、しつけや学力が身に付くのは、自己肯定感があるからである。問題行動を起こす子供は、自己肯定感が低く、周りの大人との心のパイプが詰まった状態になっている。そのような子供たちには、大人の愛情と子供の甘えが必要である。大人は、子供の話を聴く、ほめる、がんばりを認めてねぎらう、「ありがとう」を伝えることが大切である。