研修概要

第1回 平成30年6月20日(水) 

講義 「児童生徒の好ましい人間関係を育む学級づくり」 

講師 富山県教育委員会 スクールカウンセラー 水上 和夫 氏

 教師(担任)は、一人一人の子供が安心・安全と感じ、所属・承認欲求を満たす学級づくりを目指すことが大切である。また、児童生徒のリーダーシップ、フォロワーシップを育てるために、学級の発達段階に応じて、「みんながリーダー」の学級集団づくりを進めていく必要がある。

 受講者からは「リーダーを育てる学級づくりのお話がとても心に残りました。どのようにリーダーを育てていけばよいか悩んでいたが、様々な児童にリーダーの役割を経験させていき、フォロワーシップも育てていけるように努めていきたいです。」との感想があった。

 


第2回 平成30年8月21日(火) 

講義 「通常の学級における特別な支援を必要とする児童生徒への支援の在り方」 

講師 富山大学  講師 和田 充紀 氏

 特別な支援を必要とする児童生徒の数が増加しており、安心できる人的環境と理解できる物的環境をつくることが必要である。児童生徒は何に困難を抱えているかを理解することが支援の第一歩となる。そのために学級・学校の体制を整えていくことが重要である。 

 受講者からは「困難な状況に対して支援を考えるだけでなく、その背景をまず探り、そして改めて手立てを考えることが参考になりました。子供を理解して問題が起こらない状況をつくってあげることに力を注ぎたいです。」との感想があった。

 

 


第3回 平成30年9月20日(木) 

講義 「いじめの理解と対応」 

講師 神田外語大学 客員教授 嶋﨑 政男 氏

 いじめ問題の危機管理として、教師はリスクマネジメント(未然防止)、クライシスマネジメント(危機対応)そしてナレッジマネジメント(再発防止)への意識を高くする必要がある。組織として対応することが重要であり、情報を共有し、校内協働・校外連携を図りチーム学校を推進していくことが大切である。

 受講者からは「ナレッジマネジメントの視点から、いじめ対応だけでなく生徒との関わりについても考えることができました。多くの事例が紹介されたため理解しやすかったです。」との感想があった

 

 

 

 


第4回 平成30年10月2日(火) 

講義 「不登校児童生徒への理解と対応」 

講師 真生会富山病院 診療内科部長 明橋 大二 氏

 不登校状態は心身の疲れによっておきる。 不登校になると自己肯定感が下がり、自分の気持ちを周囲に伝えることができず、周囲との間に、心のパイプ詰まりがおきる。子供を肯定的に捉え、状態に応じた時期別の対応を行うことが重要である。HSC(Highly Sensitive Child)に対しては、その子らしさを活かし、長所を認めて自己肯定感を育てることが大切である。

 受講者からは「不登校生徒や保護者に対する誤解がいくつもありました。生徒への対応の仕方など段階的に示していただき分かりやすかったです。早速実践していきたいです。」との感想があった。