(研修番号39:平成28年度学校カウンセリング講座)

1日時・会場
 (1)平成28年6月21日(火)全日:富山県総合教育センター
 (2)平成28年7月27日(水)全日:富山県総合教育センター
 (3)平成28年9月28日(水)全日:富山県総合教育センター

2受講者
  小・中・高・特別支援学校の教員 14名

3日程
 (1)6月21日(火)
    午前 開校式
       講義「不適応行動の理解と援助」
          講師 名古屋学院大学 教授 犬塚文雄氏
            午後 講義・演習 「事例報告書の書き方」「インシデント・プロセス法の実際」
                    担当 富山県総合教育センター教育相談部研究主事
 (2)7月27日(水)
    午前 講義「事例研究の進め方と援助策の検討」
          講師 富山大学 教授 喜田裕子氏
            午後 講義・演習 「事例研究Ⅰ」
                    担当 富山県総合教育センター教育相談部研究主事
 (3)9月28日(水)
            午前・午後 演習 「事例研究Ⅱ」「事例研究Ⅲ」
                    担当 富山県総合教育センター教育相談部研究主事

4研修内容
 第1回目は、午前中に講師の犬塚文雄先生から、子供たちの気になる状況やその背景、不適応行動の理解と援助について、リフレーミング等の演習を交えて講義をしていただきました。午後は、インシデント・プロセス法についての講義と事例検討の演習、事例報告書作成についての研修を行いました。
〈受講者の感想〉
・不登校問題の早期発見のために、子供の異変の変容に気付くこと、学級担任だけでなく
   チームとして情報を共有して対応することの大切さを改めて確認することができた。
・就学前の発達課題の積み残し、不登校になりやすいこのSOSチェックリストなど、子供
   たちや担任の先生方にすぐにでも伝えたい、活用してみたい内容が盛りだくさんだった。 など
 
  第2回目は、午前中に講師の喜田裕子先生から、マッピング付箋法を用いた事例研究の進め方と援助策の検討について、演習を交えながら講義していただきました。午後は、マッピング付箋法を用いて、各自が作成した事例報告書をもとに事例研究を行いました。
〈受講者の感想〉
・子供の立場に立って考えることで、抱えている問題や困り感が見えてくるため、今まで
   思い付くことができなかった手立てを思い付いたり、子供を異なる視点で見ることが
 できたりして有効だと思った。
・2度やってみて、事例が異なっても子供の苦しみやつらさが似ていることに気付くことが
   できた。子供の立場で考えてみたい。 など

  第3回目は午前、午後ともに、インシデント・プロセス法またはマッピング付箋法のどちらかを選択して、各自の事例報告書をもとに事例研究を行いました。
〈受講者の感想〉
・チーム支援の大切さ、心強さを感じた。また、これまで少し遠慮していたが、他学年の
   事例でも積極的に意見を言ってよいのだと改めて思った。
・不適応行動を起こす子供たちの困り感や後ろ向きな態度の心の中にあるものをだいぶん
   理解できるようになったと思う。他の先生方から新鮮な意見をもらうことができたことも
   有意義だった。 など