(研修番号1:若手教員研修〈初任者研修会〉)
1 趣 旨
教員としての責務や心構え、教育活動に関する研修を行い、使命感を養うとともに、指導力の向上を図る。
2 主 催 富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センター教育研修部)
3 日 時 平成29年12月25日(月) 9:00 ~ 16:00
4 会 場 富山県総合教育センター
5 受講者
平成29年度若手教員研修<初任者研修会>対象者 中学校教諭
6 日 程
9:00 ~ 9:10 開会・講師紹介
9:10 ~ 9:50 【学習指導2】(講義Ⅰ)
講義題「一人一人を生かした授業づくり」
講師 西部教育事務所 主任指導主事
10:05 ~ 11:15 【学習指導2】(教科別部会協議Ⅰ)
協議題「学習評価の実際」
11:20~ 12:00 【学習指導2】(教科別部会協議Ⅱ)
協議題 「生徒指導の機能を生かした学習指導の在り方」
13:00 ~ 13:40 【生徒会活動・学校行事】(講義Ⅱ)
講義題「自主的、実践的に取り組ませる生徒会活動や学校行事の在り方」
講師 東部教育事務所 主任指導主事
13:55 ~ 15:00 【生徒会活動・学校行事】(班別協議Ⅰ)
協議題「学校生活の充実と改善向上を図る生徒会活動の工夫」
15:10 ~ 15:50 【生徒会活動・学校行事】(班別協議Ⅱ)
協議題「集団への所属感や連帯感を深める学校行事の工夫」
15:50 ~ 16:00 振り返り、閉会
7 研修の様子
講義Ⅰでは、一人一人を生かした授業を行うために、授業を支えるベースになるものや授業の構想の仕方について、基本的なことからきめ細かく丁寧にお話されました。受講者がこれまで取り組んできた授業について振り返るよい機会となりました。
教科別部会協議では、各自が作成した考査問題を基に工夫した点や改善点について話し合いました。また、生徒指導の機能を生かした学習指導について情報交換を行い、今後の取組に向けて協議しました。
講義Ⅱでは、新学習指導要領の特別活動の目標や内容を踏まえて、生徒会の組織づくりや計画、運営、学校行事への取り組ませ方などについて具体的なお話がありました。4月からの実践に向けてすぐ役立つ内容でした。
班別協議では、生徒会活動及び学校行事についての日頃の実践を基に協議しました。協議や指導助言により、生徒に身に付けさせたい力や体験的な活動の取り入れ方、人間関係の形成等の視点で今までの実践を見直す機会になりました。
受講者からは、「今までの自分の授業を振り返ってみて、教材の側面に目が向きがちだったと反省した。もっと子供の側面を意識して授業をしていきたい。」「定期考査での評価は確かに必要であるが、授業の中などで適切に評価の場面を設けて、考査以外でも評価を行っていくことはさらに重要であると感じた。」「生徒会活動や学校行事に自主的・自発的に取り組むことを後押しするような効果的な指導法について、具体的に知りたくなった。」などの声が聞かれました。