(研修番号1:若手教員研修〈初任者研修会〉)
1 趣 旨
教員としての責務や心構え、教育活動に関する研修を行い、使命感を養うとともに、指導力の向上を図る。
2 主 催 富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センター教育研修部)
3 日 時 平成29年8月10日(木) 9:00 ~ 16:00
4 会 場 富山県総合教育センター
5 受講者
平成29年度若手教員研修<初任者研修会>対象者 中学校教諭 20名
6 日 程
9:00 ~ 9:10 開会・講師、指導助言者紹介
9:10 ~ 10:00 【学級運営1】
講義Ⅰ「望ましい学級運営や学級活動の在り方」
講師 西部教育事務所 主任指導主事
10:15 ~ 11:05 【学級運営1・学級活動】(班別協議Ⅰ)
協議題「一人一人のよさを生かし、共に高め合う学級運営について」
11:05 ~ 12:00 【学級運営1・学級活動】(班別協議Ⅱ)
協議題「生徒による主体的な活動の推進と指導方法の工夫について」
13:00 ~ 13:50 【学習指導1】
講義Ⅱ「基本的な学習指導の進め方」
講師 東部教育事務所 主任指導主事
14:00 ~ 15:50 【学習指導1】(教科別部会協議)
協議題「授業の進め方と指導方法の工夫について」
15:50 ~ 16:00 振り返り、閉会
16:00 ~ 資料室、カリキュラム支援室見学
7 研修の様子
講義Ⅰでは、望ましい学級運営を行う上で大切な生徒の自己有用感の育成についてお話がありました。具体的には自己有用感を育てるポイントやその土台になることを学びました。また、学級運営の充実に大切な特別活動のポイントについてもお話しがありました。
班別協議では、学級運営や学級活動について受講者が持ち寄った実践を基に協議しました。熱心に協議をし指導助言を受けることによって、各自が抱えている課題の解決の糸口が見えてきた様子でした。
講義Ⅱでは、基本的な学習の進め方について、講師の先生が主に教員研修ハンドブックを使ってお話をされました。学習指導においても大切な学級運営、指導のねらいや発問等、学習指導をするための基本となる事柄について、受講者の実践を振り返るよい機会となりました。
教科別部会協議では、受講者が日頃の授業において工夫していることや抱えている悩み等について話し合いました。互いに考えを出し合ったり情報交換をしたりすることによって刺激を受け、2学期に向けて意欲や展望をもつ機会となりました。
受講者からは、「生徒の自己有用感を高めたり充実感を与えたりするために、温かい心で生徒に声かけをすることが必要だと思った。」「学習指導においても学級運営が大切であることを学んだ。教科担任として学級担任とも連携し、学習規律等をしっかりしなくてはならないと思った。」などの声が聞かれました。