(研修番号1-1:若手教員研修〈初任者研修会〉)
1 趣 旨
授業におけるICT活用に関する基礎的な知識・技能を習得し、指導力の向上を図るとともに、学習指導法改善の意欲を高める。
2 主 催(主管)
富山県教育委員会(富山県総合教育センター科学情報部)
3 期 日
令和元年10月3日(木)、10日(木)、17日(木)、31日(木)、11月24日(木)のいずれかの午後
4 会 場
富山県総合教育センター
5 受講者
2019年度若手教員研修<初任者研修会> 対象者 小学校教諭
6 日 程
13:30 ~ 16:00 演習「ICT活用の事例研究」
ICT機器を効果的に活用した授業構想
16:00 ~ 16:30 講義・演習「授業におけるICT活用(プログラミング教育)」
7 研修の様子
演習では、各自の授業案を基に、模擬授業を5分程度で行いました。初任者のICT機器に対する関心は高く、授業に新しい機器を進んで取り入れようとする意欲や姿勢が感じられました。また、児童の実態に合わせて効果的なICT機器を選び、活用の方法を工夫していました。その後、模擬授業の進め方について意見を交換し、効果的な提示方法や活用方法、留意点等について学びました。
また、プログラミング教育を進めていく上でのポイントについて話を聞き、実際に体験する中で理解を深めました。
受講者からは、「ICTは想像以上に様々な場面で使うことができることを実感した。アナログとICTのよさをうまく使い分けながら、効果的に活用していきたい」「ICTはあくまでも手段であり、授業のねらいをもち、どこに力点を置くかを焦点化して授業を組み立てる必要があると感じた」「ICTを使うことに満足せず、目的やその後の発問を意識して子供たちの考えが深まるように活用していきたい」「プログラミング教育は来年度から始まるにも関わらず、知識のないことに恐怖心をもっていたが、しっかり学び準備したいと感じた」などの声が聞かれました。