1 趣 旨
幼稚園教諭(幼保連携型認定こども園の保育教諭〔3歳以上児担当〕を含む。以下同じ。)として職務に必要な知識・技能や心構え及び基本的な事項に関する研修を行い、使命感を養うとともに、実践的指導力の向上を図る。
2 主催 富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センタ-教育研修部・教育事務所)
3 日時 平成30年10月2日(火) 9:30~16:30
平成30年10月3日(水) 9:30~16:30
※どちらか1日参加
4 会場 富山大学人間発達科学部附属特別支援学校(午前)
富山県総合教育センター 研修室322 他 (午後)
5 受講者 平成30年度新規採用幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭 35名
6 日程
9:00~ 9:20 受付
9:30~ 9:40 開会
挨拶 富山県総合教育センター教育研修部長
激励の言葉 富山大学人間発達科学部附属特別支援学校副校長
日程説明、諸連絡
9:50~10:50 授業参観、施設見学
11:00~12:00 講義「特別な支援を必要とする幼児への対応」
講師 富山大学人間発達科学部附属特別支援学校 教頭
12:00~12:10 閉会、諸連絡
12:10~13:30 移動(総教セへ)、昼食
13:40~15:50 協議「特別な支援を必要とする幼児への対応(事例研究)」
研修指導者及び指導助言者
東部教育事務所 指導主事
西部教育事務所 指導主事
16:00~16:30 諸連絡、閉会
7 研修の様子
○特別支援学校の授業参観、施設見学
特別支援学校の授業参観と施設見学をさせていただきました。案内をしてくださった先生から、児童生徒一人一人の実態に応じたきめ細やかな支援について、具体的な場面を基に詳しく教えていただきました。講義「特別な支援を必要とする幼児への対応」では、「気になる子への対応」「富山県の特別支援教育」「保護者を支える」という3つの視点から、ご指導いただきました。子どもをしっかり観察してその子の思いに共感することや保護者との連携等、幼児教育に生かされるポイントが多くありました。午後からは、事前に提出した協議資料を基に、「特別な支援を必要とする幼児への対応」について、各自の取組を情報交換しました。その後、各班の中から事例を一つ選び、「実態把握」「今後目指す姿」「支援や支援体制」についてより詳しく具体的な場面を想定して話し合いました。
受講者アンケートの一部を紹介します。
・目で見えないものには、気持ちや時間、空間、ルール等数多くあり、これらが子どもたちにとって不安要素になっていると聞き、普段の保育を見直さなければならないと感じた。
・子どもだけでなく、保護者とも固い信頼関係を結ぶことが大切で、「この先生なら相談したいな」と思われるような保育者になりたいと思った。
・同じ悩みをもった先生方と話をするだけでも気持ちが軽くなり、有意義な時間となった。子どもたち一人一人を知ることで、支援方法を考えることができるのだと改めて学んだ。