1 趣 旨
幼稚園教諭(幼保連携型認定こども園の保育教諭〔3歳以上児担当〕を含む。以下同じ。)として職務に必要な知識・技能や心構え及び基本的な事項に関する研修を行い、使命感を養うとともに、実践的指導力の向上を図る。
2 主 催 富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センター教育研修部・教育事務所)
3 日 時 平成30年7月12日(木) 9:30~正午
4 会 場 富山県総合教育センター 大研修室382
5 受講者 平成30年度新規採用幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭 35名
6 日 程
9:00 ~ 9:20 受付
9:20 ~ 9:30 開会 諸連絡
9:30 ~ 11:00 講義と演習Ⅰ「指導内容とその方法」
講師 富山大学人間発達科学部 教授 小林 真
11:10 ~ 11:55 講義と演習Ⅱ「保護者との連携のとり方」
講師 富山県総合教育センター 教育相談部 研究主事
11:55 ~ 12:00 諸連絡、閉会
7 研修の様子
講義と演習Ⅰ「指導内容とその方法」では、富山大学人間発達科学部 小林 真 教授から、「幼稚園教育の基本」について学び、「自由遊びの指導」や「設定保育の指導」について、具体的な場面をもとに分かりやすく教えていただきました。また、講義と演習Ⅱ「保護者との連携のとり方」では、富山県総合教育センター教育相談部研究主事から、保護者とよりよい連携をとるためのカウンセリングの在り方や技法について学び、リフレーミングの演習を行いました。
受講者アンケートの一部を紹介します。
・幼児一人一人の特性をいろいろな面から分析的に理解し、その子の実態に即した課題や環境を設定することが、よりよい援助、指導につながると感じた。
・子どもたちが何かに集中できる環境を構成できるよう、今何に興味があるのかをよく考えなければならないと思った。
・自分一人で子どもを捉えると「この子はこんな子」と狭い捉え方しかできなくなると思った。そうならないためにも、保育者としての視点、他教師からの視点、保護者からの視点等、様々な角度から子どもを捉え、関わることが必要なのだと思った。
・保護者との会話の中ですぐにリフレーミングすることが苦手なので、これから気を付けてリフレーミングしていきたいと感じた。