(研修番号5:新任教務主任研修会)
1 日 時 平成29年8月7日(月) 午前9時 ~正午
2 会 場 富山県総合教育センター
3 日程及び内容
9:00 ~ 10:30 開会、講義Ⅲ「特別支援教育と教育計画」
講師 東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科 教授 是枝 喜代治
10:30 ~ 10:40 諸連絡と打合せ
10:50 ~ 11:50 分科会Ⅱ「新任教務主任の課題と工夫」(班別協議)
指導助言者 東部・西部教育事務所、県立学校課 (主任)指導主事
11:50 ~ 12:00 振り返り
4 研修の様子
講義Ⅲでは、合理的配慮や校内支援体制等について、実践事例を基にした具体的なお話がありました。受講者からは、心に残ったキーワードとして「合理的配慮」「交流及び共同学習の推進」「通常のクラスの一つ」「一人一人のニーズに応じて」等が挙げられました。「個別の指導計画の中に合理的配慮の欄をつくり明記するのは、校内委員会で全教職員が共通理解できるよい方法だと思った」「特別支援学級も通常級の一つだと考えると交流や共同学習もスムーズに運営できると思った」などの感想が聞かれました。受講者にとって、自校の特別支援教育について振り返る機会となりました。
分科会Ⅱでは、小・中・高・特支の各校種ごとに分かれ、最初に講義Ⅲについての感想を述べ合うことにより振り返りを行いました。その後、事前課題項目「学校運営における教務主任としての取組と課題」に関し、自校での取組を基に協議しました。心に残ったキーワードとして「先生方をやる気にさせる」「若手を育てる」「見通しと連絡・調整」「自分の強みを生かす」等が挙げられました。「先生方が働きやすく、働きがいのある環境をつくりたいと強く思った。そのために戦略的に実践していきたい」「今後増加が予想される若手教員に対して、積極的にOJTを進めて皆で育てていくことが、学校運営を円滑に進めていくためのポイントだと思った」などの感想が聞かれました。