(研修番号56:県立学校経営研修会)
1 趣 旨
学校運営上の諸問題や関係する諸法規等について研修を行い、中堅教員としての資質の向上を図る。
2 主 催 富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センター教育研修部)
3 日 時 平成29年7月5日(水) 9:30 ~ 16:30
4 会 場 富山県総合教育センター 研修室 322・323、213、214
5 受講者
県立学校教員等 31名
6 日 程
9:00 ~ 9:30 受付
9:30 ~ 9:50 開講式及びオリエンテーション
挨拶 富山県総合教育センター所長
9:50 ~ 11:00 研修[1](全体研修)
「学校事故に関する諸問題」ー学校事故の処置についてー(事例研究の発表と講師による指導助言)
①学校事故の事例
②処置と今後の課題
11:10 ~ 12:00 講話
「学校事故をめぐる法律上の諸問題とその対策について」
講師 島谷 武志 弁護士
13:00 ~ 16:30 研修[2](班別研修)
「学校教育をめぐる諸問題」(発表・協議)
①学校の自己評価と説明責任
②学校教育と家庭教育・社会教育との連携
指導助言者 教職員課主幹、主任管理主事 各1名
県立学校課指導主事 2名
7 研修の様子
研修[1]では、学校事故について4名の受講者が事例発表を行い、島谷弁護士より対応について指導助言をいただき、理解を深めました。
島谷弁護士による講話では、学校事故に関する判例について話していただきました。受講者からは、「実際の実例に対する弁護士の意見を聞けたのは大変よかった」「安全管理マニュアルや事故対応チェックリストの必要性を感じた」「日頃不安に感じていたことや疑問に感じていることについて、曖昧だったことを整理することができた」などの感想がありました。
研修[2]では、2班に分かれて、2つのテーマについてそれぞれ2名の受講者が発表し、協議しました。受講者からは「同じ課題を抱える先生方の話が参考になった」「地域社会と連携する、本校の取り組みについて考えていきたい」「異校種(高等学校、特別支援学校)の先生との協議はとても新鮮で参考になった」などの声が聞かれました。