1 趣旨 カウンセリングマインドを生かした保育技術について研修を行い、指導力の向上を図る。
2 主催 富山県・富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センター教育研修部)
3 日時 令和元年7月9日(火) 午前9時30分から午後4時30分まで
4 会場 富山県総合教育センター 研修室 382ほか
5 受講者 幼稚園教諭、保育教諭、特別支援学校幼稚部の教諭、保育士(公、私、国)
※ただし、経験年数が3年以上で20年未満の教諭又は保育士
6 日程
9:00 ~ 9:25 受付
9:30 ~ 9:35 開講式
9:35 ~ 11:50 講話「就学に向けて、保育を考える」
講師 富山大学人間発達科学部 教授 小林 真
11:50 ~ 12:00 事務連絡・会場づくり
13:15 ~ 16:15 協議「特別な支援が必要な子の保育について」
指導助言者 富山県教育委員会小中学校課 指導主事
東部教育事務所 (主任)指導主事
西部教育事務所 指導主事
16:15 ~ 16:30 事務連絡・閉会
7 研修の様子
講話「就学に向けて、保育を考える」では、適切な就学支援に向けた保育の在り方について、具体例を挙げて分かりやすく教えていただきました。受講者の感想には、「最近よく耳にする『10の姿』を目標に保育をしなければならないと思っていたが、講話を聴いてその考えは間違いであって、5領域のねらいを達成することが大事だと学んだ」「子供たちに十分な時間を確保し、子供同士が互いに伝え合い、じっくり遊べる経験をたくさんさせてあげたいと思った」等がありました。
午後からの協議「特別な支援が必要な子の保育について」では、事前に提出した協議資料をもとに、情報交換しました。その後、「先生が気づいて動けるチェックリスト」を活用して、今後の指導・支援について協議しました。「対象児の困り感を把握することが大切だと改めて気づいた」「気がかりな点にばかり目がいくが、『強み』を捉えてそれを伸ばしていく支援を考えることが大切だと感じた」という感想がありました。受講者にとって、今までの保育の在り方を振り返るよい機会となったようです。