1 趣旨 カウンセリングマインドを生かした保育技術について研修を行い、指導力の向上を図る。
2 主催 富山県・富山県教育委員会
(主管)(富山県総合教育センター教育研修部)
3 日時 平成30年7月25日(水) 午後1時45分から午後4時30分まで
4 会場 富山県総合教育センター 研修室 382
5 受講者 幼稚園教諭、保育教諭、特別支援学校幼稚部の教諭、保育士(公、私、国)
※ただし、経験年数が3年以上で20年未満の教諭又は保育士
6 日程
13:15 ~ 13:45 受付
13:45 ~ 16:10 講話と演習 「幼児の見取りと瞬時の対応」
講師 富山大学人間発達科学部 准教授 若山 育代
16:10 ~ 16:30 まとめ・閉講式
7 研修の様子
講話と演習「幼児の見取りと瞬時の対応」では、富山大学人間発達科学部 若山 育代 准教授から、たくさんのことを教えていただきました。前半は、「カウンセリングマインド」「見取り」等、用語の定義を確認し、カウンセリングの基礎技法「①クライエントを見る②質問する③相手の行ったことを受けとめてそれを伝え返す」をペアで体験しました。後半は、「保育中の対応」について講話を聞き、「絵本の読み聞かせにおける対応」についてグループで演習を行いました。
受講者アンケートの一部を紹介します。
・さりげない会話の中にもカウンセリングの技法のポイントがたくさんあることに気付き、今後少し意識していきたいと思った。子どもたち一人一人の気持ちを受け止められるよう心がけていきたいと改めて思った。
・閉ざされた質問(「はい」や「いいえ」、あるいは一言で答えられるような質問)から開かれた質問(自由に答えられるような質問)へと変化していく中で、相手の心や自分の心がいつの間にか開かれていることに気付いた。子どもだけでなく保護者対応においても今回学んだことを思い出しながら接していきたい。また、保育技術を磨き、自分の保育を高めていきたい。
・今回の研修では、園ですぐに実践できることが多く、第1回の事例検討で話し合って出た意見をさっそく教職員間で話し、参考にさせていただいた。他の園の方とも情報交換でき、貴重な機会となった。