(研修番号50:発達障害教育研修会~気になる子供の理解と対応~)
1 日時・会場
8月25日(水)全日 富山県総合教育センター
2 受講者
幼・小・中・義務・高・特別支援学校の教員・実習教諭・実習助手・寄宿舎指導員 56名
3 日程
9:30~ 9:35 開講式
9:35~12:00 オンライン講義
「ライフステージに応じた指導・支援の在り方~幼児期から学童期~」
講師 神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 鳥居 深雪 氏
13:00~16:20 オンライン講義
「ライフステージに応じた指導・支援の在り方~思春期を中心に~」
講師 神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 鳥居 深雪 氏
16:20 ~16:30 諸連絡・閉会
4 研修内容
講義では、鳥居先生から、幼児期から青年期までの各発達段階における課題や支援のあり方についてお話しいただきました。発達障害は子供の一部であり、障害をなくすことが目標ではなく、その子らしく成長することが目標であるというお話や、子供自身が必要な場面で援助を求めることができる力を育てていくことが大切であるというお話が印象的でした。子供の将来を見据え、今、何が必要かを考えながら支援することの大切さを改めて考えさせられました。
今年度はオンラインによる研修でしたが、明るくパワフルな鳥居先生のお人柄で、あっという間のとても有意義な一日となりました。
受講者からは、「子供のできること、得意なことに目を向けられるようになりたい。」「互いの異なることを受け入れ、補い合える集団作りや感謝を伝え合える集団作りに努めていきたい。」「子供の成長の過程の中で、そのときそのときの発達段階に応じた支援方法があることに気付けた。」「今後の子供への関わり方のヒントが得られる研修だった。」などの感想がありました。