1 趣 旨
外国人児童生徒に対する適応指導、日本語指導、教科指導等について研修を行い、指導力の向上を図るとともに、国際理解教育の実践に資する。
2 主 催(主管)
富山県教育委員会(富山県総合教育センター 教育研修部)
3 受講者
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校教員 22名
4 日 時
平成30年6月7日(木) 13:30~16:30
5 会 場
高岡市立野村小学校
6 日程及び内容
13:30~13:40 開講式
挨拶 富山県総合教育センター 教育研修部長
挨拶 高岡市立野村小学校長
13:50~14:35 授業参観
「外国人児童への日本語指導の実際」
14:50~16:20 情報交換・協議
「各学校での外国人児童生徒教育の課題」
指導助言者 西部教育事務所 指導主事
16:20~16:30 閉会、諸連絡
7 研修の様子
「外国人児童への日本語指導」の授業では、感覚を表現する言葉に焦点を当て、表現する力を高められるように、実物を触る体験を取り入れ、クイズを出し合う場が設定されていました。公開授業後、よりよい手立て等について協議をしました。また、情報交換・協議「各学校での外国人児童生徒教育の課題」では、各学校における外国人児童生徒への学習指導、日本語指導の現状と課題について話し合いました。効果的な教材等についても情報交換をしました。
受講者の感想を一部紹介します。
・具体物から言葉にすることは、日本語の概念を身に付けさせるために効果的だと思った。
・「似ている」ことの違いを語らせることで、表現する語彙が増えると感じた。少人数で行う授業ならではのきめ細かさを感した。
・外国人児童生徒が抱える問題も日本人児童生徒への指導と同様、実情や実態に応じた対応が必要だと分かった。
・児童の実態をつかみ、計画的にゴールを見据えて学習を進めていくことの大切さを実感した。個別の指導計画は、指導者が異動等で代わったときのためにも必要である。