(研修番号1:若手教員研修〈2年次教員研修会〉)
1 趣 旨
初任者研修と1年間の実践を基に、学習指導、生徒指導、学級運営等において、実践的指導力の向上を図る。
2 主 催 富山県教育委員会
(主管) (富山県総合教育センター教育研修部)
3 受講者 平成29年度 若手教員研修(2年次教員研修会)対象者 高等学校教諭 49名
4 期日・会場・受講者数
10月23日(月)富山いずみ高等学校 15名
11月14日(火)高岡商業高等学校 20名
11月21日(火)上市高等学校 14名
5 日程及び内容
○開会、オリエンテーション
○研究授業(2年次教員による授業を参観)
○研究協議「生徒理解を生かした授業の展開」(フリーカード法による授業分析)
指導助言者 富山県教育委員会 県立学校課 指導主事
○閉会、諸連絡
6 研修の様子
地区別に3班に分かれ、各協力校にて研修を行いました。
研修では、まず協力校に勤務する2年次教員が、担任をするクラスで研究授業を行い、その後、フリーカード法を用いた時系列による授業分析を行いました。
受講者からは、「グループワークやペアワークの時の指示の順序や取り組ませ方について、自分の授業で活かせそうなことがたくさん見付かった。」「担任だからこそできる授業というものがあるのだと実感した。担任は経験がないので、担任になったときに更に深い視点で指導したいと思った。」「今日は授業を見る立場になり、生徒を理解して授業を進めることの難しさを感じた。常に生徒の目線を忘れずに授業のできる教員を目指したい。」などの声が聞かれました。
※フリーカード法を用いた時系列による授業分析とは、授業を参観して気付いた点(+評価、-評価)や質問・疑問点(0評価)を付箋紙に記入し、授業時間帯の書かれた模造紙に時系列で貼り付けていくという方法です。協議のポイントがはっきり見え、意見交換しやすいというメリットがあります。