(研修番号1-2:若手教員研修〈2年次教員研修会〉)
1 趣 旨
初任者研修と1年間の実践を基に、学習指導、生徒指導、学級経営等において、実践的指導力の向上を図る。
2 主 催 (主管)
富山県教育委員会(富山県総合教育センター教育研修部、科学情報部)
3 日 時
平成30年8月20日(月) 9:00 ~ 16:00
4 会 場
富山県総合教育センター
5 受講者
平成30年度 若手教員研修(2年次教員研修会)対象者 小学校教諭 86名
6 日 程
3班に分かれ、以下の日程で実施
H30年度 日程
7 研修の様子
学習指導2の講義では、「子供を生かした授業づくり」と題し、主に「授業を支えるもの」「授業の構想」「授業改善」についてお話しされました。勤務校や研修会等の場で目標とする先輩教員から学ぶことの大切さにも触れられました。受講者は自身の授業実践を振り返りながら講義を聞き、2学期に向けて改善すべき点を見付けていました。
10年次教員も参加して年次交流研修の形で行ったグループ別協議では、受講者が実践した授業の指導案を基にして、その実践における成果と課題及び今後取り組みたい「子供を生かした授業づくり」について話し合いました。受講者は同じ立場の2年次教員からの意見や経験豊かな10年次教員からのアドバイスを聞いて、今後の学習指導に意欲を見せていました。
C班が行ったカウンセリング演習では、学級集団を育てるための演習と児童の気持ちに寄り添うロールプレイの演習を行いました。
A班とB班が行った「理科実験・観察の指導2」では、「生命」と「地球」の区分で実験・観察器具を操作したり、身近な材料を使った実験装置を作製したりしました。教師自身が実験や観察を楽しみながら行うことができる実践的な研修でした。
受講者からは、「学級の子供たちが学習意欲をさらに示す授業になるように、実態把握をしっかり行っていきたい。」「10年次の先生方の落ち着いた話し方や、私たちのことを知ろうとしてくださる姿勢は、とても素敵だった。自分自身も、もっと簡潔に分かりやすく説明したり、自分の思いを伝えたりできるようになりたい。」「今回、自分の課題と向き合い、さらに2年次と10年次の先生方と協議することによって、課題解決の方向や実際の対応方法を考えることができ、とても勉強になった。」などの声が聞かれました。