1 趣 旨  
  幼稚園教諭(幼保連携型認定こども園の保育教諭〔3歳以上児担当〕を含む。以下同じ。)として職務に必要な知識・技能や心構え及び基本的な事項に関する研修を行い、使命感を養うとともに、実践的指導力の向上を図る。

2 主催 富山県教育委員会
   (主管) (富山県総合教育センタ-教育研修部・教育事務所)

3 日時 平成29年11月30日(木) 午前9時30分から午後4時30分まで

4 会場 富山県総合教育センター 研修室382他

5 受講者 平成29年度新規採用 幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭 56名

6 日程  
 9:00~ 9:30 受付
 9:30~ 9:40 開会 
        挨拶 富山県総合教育センター 教育研修部長
 9:40~12:00  講義と演習「記録と評価」
          講師 黒部市立さくら幼稚園 園長
13:00~15:20  協議「幼児理解(事例研究)」
         指導助言者  東部教育事務所 指導主事
                               西部教育事務所 (主任)指導主事 
15:40~16:00  閉講式 
         挨拶 富山県総合政策局 私学振興担当 主幹
16:00~16:30  振り返り、諸連絡、閉会

7 研修の様子
○講義と演習「記録と評価」
  黒部市立さくら幼稚園園長先生からご指導いただきました。
  「幼児理解」は、保育の出発点であり、保育と評価は、常に一体であることの意味を分かりやすく教えていただきました。評価をする際の留意事項、よさを捉え肯定的に評価すること、記録の種類と方法、記録の生かし方などについて、具体例や演習を通して丁寧にご指導いただきました。
  受講者アンケートの一部を紹介します。
・日々の保育の中で気付いたことを細かく記録することで、その子の育ちやこれから成長するところを理解できると思った。その際、「できる」「できない」で判断するのではなく、「育っているところ」「これから育つところ」という捉え方をし、成長を信じる気持ちが大切であると感じた。
・大切な幼児期を共に生活していることを常に頭に入れ、責任の重さを自覚していきたいと思った。
・記録や評価は、子供一人一人の特徴をつかむだけではなく、自分の保育の振り返りにもなることを改めて感じた。記録に残すことで、次の保育につながることも分かった。

○協議「幼児理解(事例研究)」
 事前に提出した資料を基に「幼児理解」について協議を行いました。協議を進める中で、日頃の保育の中での悩みも出し合いました。受講者から出た悩みに対して、グループ全体で手立てや解決策等を考え、活発に意見交換する姿が多く見られました。教育事務所(主任)指導主事の先生方から、1つ1つの事例や悩みに応じて、丁寧に指導助言いただき、有意義な研修になりました。
   受講者アンケートの一部を紹介します。
・保育者の求めるレベルまでたどりつくことが頑張りではなく、子供なりに努力している過程をもっと褒めていきたい。
・一人一人の幼児と直接触れ合いながら、幼児の思いを受け止め、幼児の可能性を理解することが幼児理解であると学んだ。幼児は、周囲の人にどう見られているかを敏感に感じ取るので、あたたかい関わりや肯定的な幼児理解を心がけていきたい。
・「『褒める』と『認める』は、違う」という言葉に納得した。子供が頑張っている過程が大切で、その部分を褒めていきたい。

○新規採用教職員研修(幼稚園教諭)園外研修全体を振り返って
・研修では、「認める」「価値付ける」という言葉を多く聞き、認めることは、子供の成長に重要なことだと学んだ。
・班別協議では、同じ思いや悩みを抱えている人が多くいて、その人の思いや解決方法、成果を聞くことが、とても参考になった。同じ気持ちの人がたくさんいることを知り、自分だけが悩みを抱えているわけではないのだと、気持ちが軽くなった。
・研修を通して、幼児期という子供にとって大切な時期に自分は携わっていることを改めて実感し、自分の仕事に誇りをもつことができた。