1 趣 旨  
   幼稚園教諭(幼保連携型認定こども園の保育教諭〔3歳以上児担当〕を含む。以下同じ。)として職務に必要な知識・技能や心構え及び基本的な事項に関する研修を行い、使命感を養うとともに、実践的指導力の向上を図る。

2 主催 富山県教育委員会
   (主管) (富山県総合教育センタ-教育研修部・教育事務所)

3 日時 平成29年11月16日(木) 午前9時30分から午後4時30分まで

4 会場 富山大学人間発達科学部附属幼稚園

5 受講者 平成29年度新規採用 幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭

6 日程
    9:00~  9:20 受付
    9:30~11:30 保育参観  
    11:40~12:00 開会 
             挨拶      富山県総合教育センター教育研修部長
             激励の言葉 富山大学人間発達科学部附属幼稚園長
   12:00~13:00 昼食 
       13:00~13:10  協議会場準備
   13:10~14:40 協議「幼児の姿から学んだこと」
                                指導助言者  東部教育事務所 指導主事
                                                西部教育事務所 (主任)指導主事                             
   14:50~16:20 講義「子供の体験を支える」(遊戯室) 
            講師 富山大学人間発達科学部附属幼稚園副園長
   16:20~16:30 閉会   
            挨拶 富山県教育委員会小中学校課 主任指導主事

7 研修の様子
○  保育参観・協議「幼児の姿から学んだこと」
   3歳児、4歳児、5歳児の各組に分かれて、保育参観をさせていただきました。環境設定や保育者の声かけ等、受講者が保育現場ですぐに活用できる有効な支援の方法を具体的に学ぶことができました。午後からは、保育参観を通して、幼児の活動、環境の構成、保育者の援助について、学んだことや参考になったこと、聞いてみたいことや教えてほしいことを、フリーカード法を用いて整理し、協議、発表を行いました。その後、授業を提供してくださった富山大学人間発達科学部附属幼稚園の先生方や教育事務所(主任)指導主事から助言をいただきました。
 受講者アンケートの一部を紹介します。
・子供達一人一人に目を配りながらも、保育者が答えを出すのではなく、子供自身が考えられるような言葉がけが、とても勉強になった。
・教師が子供の姿をしっかり捉えて、それに合った環境を設定しておられた。トラブルが起きたときにも、怒るのではなく、何がダメなのかを子供が考えられるような言葉がけをしておられた。
・「劇の衣装や台詞・工作は、全て子供達自身が決めている。」と聞き、とても驚いた。保育者が子供達の意見を否定せず、認めることが大切だと改めて感じた。

○ 講義「子供の体験を支える」
    富山大学人間発達科学部附属幼稚園副園長先生からご指導いただきました。
    「遊びは、重要な学びの場であること」「発達に必要な体験を保証すること」など、幼稚園教育の基本として大切にしなければならないことを教えていただきました。さらに、実践編として、具体的な保育の場面を取り上げられ、自分だったらどのような支援をするかをグループで話し合う場も設定してくださいました。「小学校以降の学習の基盤は幼児教育が担っている」という言葉から、保育者としての責任の重さとやりがいを実感することができました。
  受講者アンケートの一部を紹介します。
・子供によって、体験したことやイメージしていることが違うので、それをくみ取りながら遊びをつなげて広げていくことが大切だと学んだ。
・目に見える育ちも大切だけれど、目に見えない育ちも大切だと気付いた。
・子供の目線に立って共感的に関わる力である「近くを見る目」と、距離をとって分析的に見て、振り返る力である「遠くを見る目」の両方を大切にしながら、子供達の体験を支えられる保育者になりたい。
・演習では、「自分だったらどうするだろう」「何を大切にしなければいけないのだろう」「ねらいは何だろう」などと、様々なことを考えることができた。