1 趣 旨  
   幼稚園教諭(幼保連携型認定こども園の保育教諭〔3歳以上児担当〕を含む。以下同じ。)として職務に必要な知識・技能や心構え及び基本的な事項に関する研修を行い、使命感を養うとともに、実践的指導力の向上を図る。

2 主催  富山県教育委員会
 (主管)  (富山県総合教育センタ-教育研修部・教育事務所)

3 日時  平成29年10月26日(木) 9:30~16:30  
               平成29年10月27日(金) 9:30~16:30
               ※どちらか1日参加

4 会場  富山大学人間発達科学部附属特別支援学校(午前)
      富山県総合教育センター 研修室322 他  (午後)

5 受講者 平成29年度新規採用 幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭 56名

6 日程
 9:00~ 9:20  受付
 9:30~ 9:45  開会
          挨拶         富山県総合教育センター教育研修部長
          激励の言葉  富山大学人間発達科学部附属特別支援学校副校長
         日程説明、諸連絡
 9:50~10:50 授業参観、施設見学
 11:00~12:00 講義「特別な支援を必要とする幼児への対応」
              講師 富山大学人間発達科学部附属特別支援学校 教頭
 12:00~12:10 閉会、諸連絡
 12:10~13:30 移動(総教セへ)、昼食
 13:40~15:50   協議「特別な支援を必要とする幼児への対応(事例研究)」
                           研修指導者及び指導助言者 
                              幼保連携型認定こども園かたかご幼稚園かたかご保育園教頭
                              アソカ幼稚園副園長
               東部教育事務所 指導主事
                              西部教育事務所 指導主事
 16:00~16:30  諸連絡、閉会


7 研修の様子
○特別支援学校の授業参観、施設見学
  授業参観では、各学級の授業の様子に加え、学習発表会のステージリハーサルの様子も参観させていただきました。授業参観や施設見学の案内をしてくださった先生から、児童生徒一人一人の実態に応じたきめ細やかな支援について、具体的な場面を基に詳しく教えていただきました。
 受講者アンケートの一部を紹介します。
・子どもの自己肯定感を高めるための工夫が多く見られた。プラスの声かけであったり、「できた」を増やすために効果的に写真や表を使ったりと、すぐ園で真似したいと思うことばかりだった。
・発表会の練習を参観させていただいたが、生徒のみなさんはとても充実した様子で、その姿に感動した。
・一人一人に係や役割があり、誰一人として「お客さん」になることなく、目的をもって過ごしているところが良いと思った。絵カード等を多くの場所に置き「自分でする」ということを積極的にサポートする環境になっていて参考にしたいと思った。

○講義「特別な支援を必要とする幼児への対応」
 富山大学人間発達科学部附属特別支援学校の教頭先生からご指導いただきました。「気になる子への対応」「富山県の特別支援教育」「保護者を支える」という3つの視点から教えていただきました。子どもの思いに共感することや保護者との連携など幼児教育に生かされるポイントが多くありました。「担当者がちょっと知識と技術を知っていたら、救われる子どもがいる」という言葉から、幼児理解やそのための研修の大切さを再確認することができました。
  受講者アンケートの一部を紹介します。
・目に見えないものを理解するのは難しいため、時間・ルール・気持ちを絵カードを使って伝えられるようにしておられた。自分の保育にも生かしたい。
・「目の悪い人が眼鏡をかけるように、障害のある人には、その人の不都合となるところを補えば良い。」という言葉を聞き、今後前向きな考えで取り組んでいきたいと思った。
・気になる子どもに対して、どうしても気になる行動ばかりに注目してしまいがちだが、そうではなく、保育者が保育の仕方を変えることで、気になる子どもの姿が気にならなくなると聞き、その通りだと思った。
・子どもも大変だろうが、保護者もたくさん悩んでいる。密に連絡をとって様子を伝えたり、支えたりすることの大切さを知った。

○協議「特別な支援を必要とする幼児への対応(事例研究)」
  事前に提出した協議資料をもとに、「特別な支援を必要とする幼児への対応」について、各自の取組を情報交換しました。その後、各班の中から事例を一つ選び、「実態把握」「支援や支援体制」「今後目指す姿」についてより詳しく具体的な場面を想定して話し合いました。研修指導者・指導助言者の先生方からは、1つ1つの細かな事例に応じて、丁寧に助言いただきました。
 受講者アンケートの一部を紹介します。
・自分一人で抱え込むのではなく、周りの先生方や保護者の方と連携して子どもを見ていくことが大切であると思った。
・3つのS(安全・成功体験・笑顔)を大切にして、全ての子どもに関わっていきたいと思った。
・「①指示は分かりやすく」「②褒めて達成感」「③ルールは具体的に」など、子どもの実態に合わせた手助けが大切だと思った。