研修番号8:校内研修活性化研修会)
1 趣 旨
授業分析の手法やワークショップ型授業研究の在り方について研修を行い、校内研修の推進を図る。
2 主 催 (主 管)
富山県教育委員会 (富山県総合教育センター教育研修部)
3 期 日
平成30年5月17日(木)
4 会 場
富山県総合教育センター
5 受講者 ※中堅教員(各種主任等)
小学校教員10名、中学校・高等学校・特別支援学校教員16名(聴講者を含む)
合計26名
6 日程及び内容
13:15~13:30 受付(研修室332前)
13:30~13:35 開講式
13:35~14:00 オリエンテーション「校内研修活性化研修会の概要」
14:10~15:20 講義「授業研究の意義とその手法」※聴講あり
講師 山形大学大学院教育実践研究科 准教授 森田 智幸
15:30~16:00 第2回の授業観察に向けての事前研修
(授業者から当日の授業についての説明)
16:05~16:30 各グループの研修方法について、及びグループ内の役割分担
7 研修の様子
オリエンテーションでは、研修の概要や授業リフレクションについて説明しました。
その後、山形大学大学院の森田准教授から「授業研究の意義とその手法」についてご講義をいただきました。子供の姿の画像をもとにした授業の多様な解釈等についてグループ協議も交えながら、説明していただきました。
「第2回の授業観察に向けての事前研修」では、授業を参観させていただく富山大学人間発達科学部附属小学校・中学校の先生から、授業のねらいや展開等について説明していただきました。その後、大規模研究グループ、小規模研究グループ、授業分析グループの各グループで役割分担を決め、協議会の進め方を検討するなどの打合せを行いました。受講者アンケートの一部を紹介します。
・1枚の写真から子供たちの姿を想像することでいろいろな見方ができた。子供の具体的な姿で語ることの大切さを実感した。
・授業研究は、問題点を指摘したり、それに対して1つの正解を導き出したりするために行うのではなく、多くの目で複数の正解を出すことが大切だと分かった。
・これまで協議会に参加していても、今までの授業の見方は傍観者に近かったと気付いた。視点のもち方が明確になってよかった。